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スポラディックE層について

つまり…?
この時期独特の電波混信により、他地域の同一周波数(76.4MHzですと、北海道のAIR-G\
スポラディックE層とは?
春から夏ごろにかけて、主に昼間に上空約100km付近に局地的に突発的(スポラディック)に発生する特殊な電離層です。通称「Eスポ」と呼ばれています。

Eスポの電子密度が極度に高い場合は、F層でも反射できないVHF(Very High Frequency)帯の電波をも反射するという特殊な性質があります。

(Wikipedia:スポラディックE層のページより)
スポラディックE層が発生するとどうなるの?
日本では韓国や中国などの周辺諸国や離島・地方の大出力局のテレビやFMラジオ電波がEスポで反射して日本でも強く受信され、テレビの1 - 3チャンネルやFMラジオ放送に混信による画像や音声の乱れが生じることがあります。日本国内の局でも、遠方の局が受信できたり、遠方の局の電波による妨害が起きたりします。

地方自治体の同報系防災無線設備を利用した「地方自治体からのお知らせ」などが、同じ周波数を使っている遠方の地方自治体の設備で受信され、全く関係ない土地の「お知らせ」が流れることがあります。

アマチュア無線では21MHz帯以上の周波数の反射が顕著で、長距離(300 - 1500km以上。北海道と関東、関東と九州)の交信が可能となりあます。ただし、21MHz以下の周波数でもEスポによる反射は起こっています。

VHFの広域放送の場合、たとえばNHKではEスポが発生する場合に「VHF放送の混信が発生しやすくなっています。お近くのUHF放送を受信してください」(たとえば東名阪広域放送地域ではそれぞれの県域放送のUHFチャンネルに、それ以外の県域放送でも親局がVHFであれば中継局のUHFに切り替えること)と促す放送が行われたりします。


(Wikipedia:スポラディックE層のページより)